昨今はペットへの健康志向が高まっている事もあって、本当に数多くペットフードが存在しています。
私たちも、東と奏を迎える際、通販サイトさんでフードを見た時 「こんなにあるんだ・・・」 とビックリしました。
その後、色々なサイトさんやブログさんを巡ったり、サンプルで頂いたフードをあげてみたりしている内に我が家の指針が決まっていきました。
【ドライフード】 ? 【ウェットフード】 ?

ドライフードのメリット
歯石予防になる / ウェットに比べてコストパフォーマンスが良い / 保存性の良さ

ドライフードのデメリット
水分含有量が少ないので、飲水量が少ないコは注意が必要

ウェットフードのメリット
嗜好性が高め / 水分含有量が高い(但し、フードのみの水分量では足りないので逆に水分不足に陥る場合もあります)

ウェットフードのデメリット
歯垢・歯石がつきやすい / 比較的安価なモノでも毎食となると・・・/ 開封後は直ぐに消費しなければならない
私たちの場合、最初は 「ドライフードだけで!」 と思っていました。
歯の健康を考え、「ウェットは・・・」 と。
でも、ウェットをあげてみた時の喜びように 「こんなに喜んでくれるなら・・・・」 と考えが変わりました(早っ!)
また、療法食にはウェットのみの物もあり、そういった療法食を食べる事になった際、抵抗なく食べてくれた方が良いかも・・・というのも一因です。
ドライをメインにウェットも・・・となって以降、色々お試しの日々が始まりました。
我が家でのドライフードを選ぶ基準
『猫は本来肉食』 というコトで、高タンパク、それも動物性のタンパク質が必要です。
ただ、この辺りに関して言えば、私たちの選ぶフードはどれも 30% 前後なのでタンパク質の含有パーセンテージは特に気にしていません。
脂質に関しては、全部が全部高脂質だと室内飼い猫さんには重過ぎると思いますが、メインに インドアなど脂質をコントロールされているフードを持ってきているので、こちらも特に気にしていません。
次に原材料ですが、トップに肉や魚が来るものを選んでいますが、コレもちょっとしたトリックがあり、トップが肉類・魚類だからと言って、必ずしも占める割合が高いとは限りません。
なので、コレもそれ程神経質になる事はないのでは・・・と思っています。
ドライフードに関しては、
「マグネシウム値が低い (0.1%以下、出来れば0.09%以下が望ましい)」 「リンがなるべく低め」 「灰分が低め」 「ナトリウムが低め」
というのを目安に選んでいます。
避妊・去勢済みで完全室内飼育なので、基本的には
「避妊・去勢猫用」 「インドア」など、代謝エネルギーが 100g あたり 350kcal 前後の物を選んでいます。
また、食欲が落ちたりした時の為に高カロリーのフードもストックしておくようにはしていました。
が、現在、六花が常食しているので、400kcal前後のフードも少量規格でいくつか選んでいます。
ウェットフードに関しては、特に気にしている数字はありません。
また、基本的に国産フードよりは
【外国産の正規輸入品】 を選ぶ事が多いです。
猫ご飯のコスト
我が家ではドライフードは比較的高価な物を選んでいます。
スーパーやドラッグストアで量販されていない物が殆どです(ペットショップさんでは置いてある物もあります)。
「高ければ良いフードか?」
と問われれば、正直、「ど〜かな〜」 という風に答えます。
特に輸入品に関しては、輸送コストが掛かりますので、生産国ではそんなに高級なフードでもない・・・という事もあります。
しかし、「安かろう、悪かろう」 とも思っています。
市販されている安価なフードは 「4Dミート」 と呼ばれるかなり粗悪な物を使用している・・・と思って間違いないと思います。
(4Dミートに関しては検索して頂ければ直ぐに色々ヒットするかと思いますので、気になった方は調べて頂けると幸いです)
ペットフード、特に動物性タンパク質を必要とするキャットフードは生産にかなりのコストがかかります。
安価なフードで儲けを出すにはそれ相応の原材料でなければならない・・・・というのは確かです。
多少高くても、健康を維持できるフードを・・・と思って、『ドライフードを選ぶ基準』 で書いた保証成分値を目安に 1kg / 1000円以上の物を選んでいます。
【ブレンド】 と 【ローテーション】
一般的に、
《猫は変化を好まない動物》 と言われています。
なので、気に入ったフードがあれば変えない方が良い、という話もあります。
しかし、猫の育成本などには、『好き嫌いのないように色々なモノを食べさせた方が良い』 と載っている場合も・・・。
また、ネットショップのレビューなどで、「リニューアルされた商品を食べなくなってしまった」 というのも目にした事から、メーカー違いで食べられるフードがいくつかあった方が良いと判断。
そこからブレンドが始まり、「アレも試したい」 「コレも食べてもらいたい」 という理由から ローテーション生活が・・・・(笑)。
我が家のにゃんずは、幸いなコトに好き嫌いが本当に少ないです。
・・・・というか 無いです(笑)。
ですが、猫さんによっては、お肉が好きなコ、お魚が好きなコ、香りの強いモノが好きなコ、大きさや形、厚みで好き嫌いのあるコと様々です。
ウェットに至っては、「チャンクは食べない」 「パテがダメ」 など形状によって反応がはっきり分かれる事も多いようです。
そういった好き嫌いの面と、同じメーカーさんだけを続けるより色んなメーカーさんの物を食べた方が一定の物質が体内に蓄積され難いのでは・・・とも思っています。